お金をかけずに楽しむ大型連休の過ごし方とレジャー支出節約のツボ【暮らしとお金のヒント】

暮らしとお金のヒント

風薫る5月はもう目の前!とは言え、旅行に出かけたくてもこの情勢では難しい……。
お出かけ好きな方にとって、「今年の大型連休をどう過ごすか」は悩みの種かもしれません。

何泊もの長期の旅行は無理だとしても、工夫を凝らせば、自宅を起点に休暇を楽しむことは十分可能です。さらに言えば、この状況を逆手に取って、お金をかけずに充実した時間を過ごすアイデアを家族全員で練ってみるのも“ゲーム感覚”で楽しそうではありませんか?

そこで今回は、近所の名所を探すプチ探検に使えるアプリをはじめ、PCやスマホで手軽に楽しむ妄想旅など、お金をかけずに余暇を過ごす方法を前半に、後半は、膨らみがちなレジャー費を生活費から切り離すコツと効用をまとめています。

 

目次

自宅から半径2キロ圏内を味わいつくそう!

在宅勤務者もここ一年で増えたのではないでしょうか。
仕事終わりや業務の合間に、家の近くの散策を日課にしている人もいるかもしれませんね。
これまで勤務地の関係で家を不在にしがちだった人は、この機会にぜひ、ご近所探検をしてみませんか?

たとえば、近所で人気のパン屋さんやカフェを巡る。地図アプリをスマホにインストールして、公園や気になる寺社仏閣を片っ端からたずねてみる等、自宅徒歩圏もどんどん探索してみましょう!

スマホの位置情報を使うと地図アプリ上に現在地が表示されます。方向音痴で出かけるのが億劫な方でも、「今、自分がどこにいるか?」手元の画面に現在地が表示されるので安心して散策ができます。こうしたアプリの中には、自分が進んだ距離や時速、道のりを記録に残す機能がついたアプリもあります。大型連休中に何キロ踏破できるか、散策のモチベーションアップにも役立つのでいろいろ試してみましょう。

ゲーム好きな方は、「位置ゲー」と呼ばれる、位置情報を使ったゲームアプリを携えてご近所探検するのも一案です。ゲーム性があるので、運動習慣がない人にもおすすめです。
筆者は、仕事でご相談者宅での面談や業務打合せなど出かける機会の多いのですが、事務所や駅までのスキマ時間を使ってゲームの主人公をレベルアップさせるのが密かな楽しみになっています。

旅の用意

 

空想トリップのお供に!変わった地図アプリをご紹介

地図アプリにもさまざまなバリエーションがあることをご存知でしょうか?
探せば他にもあると思いますが、筆者が面白いと感じたものに「古地図アプリ」と「地形アプリ」があります。簡単にご紹介しますね。

(1) 古地図アプリ

筆者がインストールしたアプリは、東京エリア限定なのですが、古地図と現代の地図が重ねて表示されるアプリがあります。100%古地図表示から100%現況地図まで、バーを左右に動かすことで自由に表示が変えられます。
都内打合せに出かけるときなどに古地図アプリを起動すると、あちこちの路地を遠回りしたくなるのが玉にきずですが、江戸の昔を手元のアプリで仮想旅できるのでおすすめです。
参考:大江戸今昔めぐり

(2) 地形アプリ

タモリさんが出演しているTV番組で紹介されたようですが、たとえばアップダウンの多い長崎のような観光地、富士山のように高い場所など、「標高」が気になる場所はありませんか?
そんな時このアプリで調べると、たちどころに標高がわかるので便利で面白いです。
色使いもキレイで、ジオラマのように等高線に沿って色分け表示されるので、たとえば立山連峰を空想で縦走するなどイメージが拡がって長時間楽しめます。
参考:スーパー地形

スマートフォン検索

 

絶景好き、電車好きな方におすすめのGoogleアプリ

海外旅行も夢のまた夢、といった状況ではありますが、だからこそ世界の名所や絶景を見たい気持ちになってきます。特急や寝台列車、昔懐かしい地元のローカル電車など、旅につきものの乗り物にもいずれまた乗りたいですよね。
そんな絶景好き、電車好きな方におすすめなのが次の2つです。

(1) Google Earth

Google Earthは、ひとことで言うと、いつでも見られるコンピューター地球儀。中でもスマホ版は「手のひらに乗る地球儀」といった感じでしょうか。
たとえば、「グランドキャニオンやナイアガラの滝に行きたい」「以前住んでいた○○街は今どうなってるんだろう?」など世界や日本のどこへでも、PCやスマホがあれば移動や拡大も自由自在! 画面上にたちどころに目的地が現れる優れものぶりです。

ユーザーの撮影した写真もたくさんアップされているため、めくるたびに新しい旅ができます。海中に沈んだ不思議な物体探しなど、大型連休中に親子で宝探しをしてもきっと楽しいのではないでしょうか。

 

(2) ストリートビュー(Google マップ)

Google マップのストリートビューは汎用性が高い機能のひとつで、この機能を使うと地図とその周囲の実際の撮影画像がリンクして閲覧できます。筆者もまったく知らない土地に出かけるときは事前に下見のつもりで目的地周辺のストリートビューを探したりします。

実際に撮影された画像というのがミソで、たとえば線路沿いのストリートビューを順にみていくと線路上に特別な車両が見つかることも。富士山のふもとを駆け抜けるドクターイエローが見つかるかもしれません。
鉄道好きな人には垂涎物のツールなのではないでしょうか。

レジャー支出を抑えるツボはこの2つ!

さて、旅のお供に便利な地図アプリなど手軽なレジャーツールをご紹介してまいりましたが、このあたりで視点を切り替え、レジャー支出のお話をしたいと思います。

お金の計算イメージ

「せっかくここまで来たから展望台まで行ってみよう!」
「名物だから、絶対食べて帰りましょうねー」
旅に出ると、お金の使い方が大なり小なり変わるのはある意味で自然なこと。
気が大きくなって高いお土産を躊躇なくカゴに入れたりしがちです。

とは言え、せっかく来た旅先で始終「節約しなきゃ!」と考えるのも野暮というもの。
レジャー支出もメリハリを利かせる。大きな支出に重点を置いて節約するとストレスもたまりにくいのではないでしょうか。

あらためてここで、レジャー支出の内訳を考えてみましょう。

家族で一泊の国内旅行に行くとします。すぐ思い浮かぶのが、自宅から旅先までの往復交通費と宿泊代に「いくらかかるかな?」ということ。この2項目でレジャー支出の大半を占めるのではないでしょうか。

レジャー支出を抑えるためには、旅先での「食事代」や「お土産代」などより「交通費」と「宿泊代」を安く抑えることが重要というわけです。

(1) 交通費はどうやって節約する?

Go To Travelキャンペーンに代表される旅行クーポンを活用できればいいのですが、残念ながら今はできません。ほかに、交通費を下げるにはどんなことが考えられるでしょうか?

飛行機でも電車でも行ける観光地であれば、もしかすると競合バス会社が運行する夜行バス料金が格安で手に入るかもしれません。「目的地 夜行バス」といったワードでネット検索してみてください。

大型連休期間は除外されますが、「青春18きっぷ」に代表される、割引切符を購入するのも一案です。「おトクなきっぷ」と入力して検索してみましょう。各地の鉄道会社や旅行会社などのサイトが見つかります。

(2) 安く宿に泊まるにはどうする?

普段出張などでホテル宿泊されることが多い方なら、旅行予約サイトのプレミアム会員になる、またはホテルチェーンの会員になるというのが王道ですね。

たまにしか出かけないけれど、行く前には徹底的にリサーチして「最安値を狙って予約したい!」マメな方であれば、旅行比較サイトの会員になるのが早道かもしれません。

普段からふるさと納税し慣れている方は、宿泊クーポンがもらえる自治体へ寄付をするのもよいと思います。宿泊クーポン以外に地域の観光施設の割引券がつく場合もあるようです。クーポンが届くまで時間がかかるかもしれませんので早め早めに手続きをしておく必要はありますが、毎年旅行するエリアがあるなら探してみてはいかがでしょうか。

また、ある程度自由に旅程が組める人は、直前期にインターネット限定で募集されるバーゲン旅行に的を絞って出かける方法もあります。

このように、「交通費」と「宿泊代」は綿密に調べて費用を抑えるため最大限の努力をする。
いざ出かけたら、そんなにケチケチしないで旅そのものを楽しむ。
メリハリを利かせて満足感が高く、予算は少なめのそんなレジャーを心がけてください。

記念旅行に向いている「旅行積立」

もうひとつおすすめを紹介しましょう。
たとえば結婚10周年記念旅行など少し豪華な旅を考えていらっしゃるなら、コロナ禍の今はレジャー費を貯める年と割り切って、「旅行積立」を始めるのもよいでしょう。

「旅行積立」とは、航空会社や旅行会社が提供するサービスで、一定期間旅行代金をコツコツ積み立てる仕組みを指します。積立期間が満了した時に一定額の旅行クーポンや利息がつくため、旅行することが確実であれば、少し有利に支払いができます。

使い道が旅行に限定されるデメリットはありますが、金融機関の一般的な積立預金より利回りがよいので一考の余地があるでしょう。

飛行機旅行の計画

 

レジャー支出と生活費の完全切り離しが成功のカギ!

「旅先ではケチケチしない」と先ほど書いてしまいましたが、そうはいっても使うお金の上限は決めておきたいもの。また、レジャーに出かけた月と出かけない月で支出額の振れ幅が大きく、家計が管理しきれなくて困っている方もいるのではないでしょうか。

考えてほしいことは2点あります。

そもそも生活費とレジャー支出は性格が違います。
毎月一定の支出額となる生活費と不定期だし金額もまちまちなレジャー支出。
一緒に管理はしない、というのが筆者のオススメする管理方法です。

たとえば、ボーナス月に半年分のレジャー費を予算化しその金額を取り分けてしまいます。そして、レジャー支出はすべてそちらから出す。当然、旅行に出発する際のお小遣いもそこから出す。わかりやすいのは、レジャー専用のお財布を用意して、旅行やお出かけする間はそこからすべてお金を支払う。

このように、レジャー支出と生活費を完全切り離して管理すると生活費にレジャー費が入り込む余地がなくなります。日々の生活費は粛々と毎月のお給料から支払う。
分かりやすきと思いますよ。

「ハレ」と「ケ」。これは、家計管理にも応用が利く考え方です。ぜひ、お試しください。

 

海老原 政子
海老原 政子 (「おゆみの相談室」代表)
大学卒業後、SE、インテリアコーディネーターなど仕事に明け暮れる生活から一転、出産1年後に未経験ながら国内生保に再就職。営業活動するなかでライフプランの重要性に目覚める。ファイナンシャルプランナー資格を取得後に独立。現在、働くママのキャリアチェンジ前後の家計相談や保険の見直し、住宅ローン相談を行う。マネーセミナー講師やコラム執筆実績も多数。子育て中の主婦の目線を活かした家計改善アドバイスが好評。
<保有資格>
ファイナンシャルプランナー(二級FP技能士/AFP)、住宅ローンアドバイザー(住宅金融普及協会)
「エムプランニング」WEBサイト

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