【腸活まとめ】外出自粛で運動不足⁈ 腸内環境を整え、ストレス社会を元気で過ごす方法

腸活まとめ 暮らしとお金のヒント

免疫力を高める上でも大切とされる「腸活」ですが、そもそも腸活とは、「腸が持っている本来の力を取り戻す」こと。この記事では、生活習慣を正し腸内環境を整えて、「腸活」を毎日の生活で取り組む方法をまとめてご紹介しています。

ただでさえ忙しい毎日であることに加え、ここのところはコロナ禍の影響もあり家事や育児に加えて、仕事も慣れないスタイルで行わざるを得ない日々が続いています。そのため、睡眠不足やストレス、運動不足や食生活の乱れなどが続いている方も多いかもしれません。このような決して「健康的」とは言えない生活習慣が悪い方向に作用すると、腸の働きが弱くなり、「便秘が続く」「風邪をひきやすくなる」などの症状が現れることも多いです。そんな毎日だからこそ、快活な毎日のために意識的に取り組みたいのが「腸活」です。

 

目次

「小腸」と「大腸」の役割とは?

まず、腸の働きを確認しておきましょう。腸には「3つの働き」があります。
①食べ物を消化・吸収して、様々な栄養を体内に摂り入れる。
②排便によって必要なものを身体の外に出す。
③細菌を留めて育てる。

食べ物は口から入ると、食道⇒胃⇒小腸⇒大腸へと運ばれます。
小腸は消化酵素(しょうかこうそ)という消化に使われる酵素や、膵液(すいえき)という膵臓から分泌されて十二指腸に排出される消化液というものを使って食べ物を分解します。その時に多くの栄養素が吸収されます。小腸には体内の免疫細胞の約70%が集中しているため、身体全体の免疫細胞を鍛える場所であるパイエル板というものがあり、小腸が健康な状態だと免疫を高めて様々な病気になりにくい身体になるのです。

一方、大腸は食物繊維や水分、ミネラルなどを消化吸収して便を作ったりする場所です。小腸よりも多くの腸内細菌がいますので、もし身体にとって悪い菌が入りこんでしまったとしても、その悪い菌の繁殖を抑える役割をしてくれます。大腸が常に健康でいてくれれば良いのですが、ストレスや睡眠不足、暴飲暴食などによる便秘で便が留まってしまって、なかなか外に出てくれないと、お腹が張ってしまったり、悪玉菌から発生した毒素によって肌荒れの原因になります。大腸での消化時間は約8~10時間くらいだと言われていますが、この消化時間は食事の内容や年齢などによって変わってくることがあります。

腸は心や脳にもつながっていますので、身体全体の土台でもあります。腸の不調が、病気を引き起こすことも……

▼詳しくは、この記事をご覧ください。

【H-style通信】『腸活』情報お届け便②<腸の役割>

 

腸内細菌について知り、腸内環境を整えよう

発酵食品
私たちの体内には約1000種類の細菌がいると言われていますが、詳しいことは未だに解明されておらず、今でも新しい菌が続々と発見されているそうです。菌の個体数の合計が600兆個~1000兆個と言われています。もちろん、個人差はあるのですが、その細菌の約90%が腸の中にいるとされていますので、腸のはたらきを良くすることで、普段の生活にも良い影響があることが期待されますね。

よく「腸内フローラ」という言葉と耳にするかと思います。腸内にいる様々な細菌が集合体を作っていて、この細菌の集合体がお花畑(フローラ)のようになっていることの例えとして「腸内フローラ」と呼ばれています。よく腸内細菌だけに注目した腸活をすることがありますが、この腸内フローラをキレイにするためには、腸全体を良い環境にすることが大切です。

なお、腸内細菌は「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の三種類に分かれており、それぞれのバランスが大切です。

▼詳しくは、この記事をご覧ください。

腸内環境

【H-style通信】『腸活』情報お届け便③<腸内環境を整える>

腸活 3つの目的

体にかかるストレス

「腸活」の目的は何でしょうか?

①腸が持っている本来の力を取り戻しましょう!
②現在の腸の状態を確認して、改善するための計画を立てましょう!
③腸の働きを良くして快適な生活を送りましょう!

これらが、腸活を行う目的です。腸が弱っていると、太りやすくなったり、冷え性や肌荒れなどの症状を引き起こしてしまいます。また、腸内環境が悪化してしまうと、ガンや糖尿病、動脈硬化やうつ病などの病気になってしまう恐れがあります。

「腸と脳は繋がっている」ということをよく耳にすることはありませんか?腸は「心」「脳」「身体」に深く関わっていて、人間にとってすべての土台となっています。腸は病原菌から身体を守ってくれる免疫細胞の約70%が存在しています。また、免疫力を高めるという機能があります。腸と脳は多くの神経細胞で繋がっているので、腸の働きを良くすることで、身体や心が元気になり、ストレスの緩和や便秘が解消するなど、日常生活に良い影響を与えることも期待できます。

また、腸が弱っていると、太りやすくなったり、冷え性や肌荒れなどの症状を引き起こしてしまいます。また、腸内環境が悪化してしまうと、ガンや糖尿病、動脈硬化やうつ病などの病気になってしまう恐れがあります。

腸活を実践することで、「心」「脳」「身体」に様々な変化をを感じられるでしょう。

▼詳しくは、この記事をご覧ください。

【H-style通信】『腸活』情報お届け便①<腸活のキホン>

腸活レシピで身体の中から美しく!

外出自粛で運動量が減ったという人も少なくないはず。腸内環境のトラブルからおこる便秘などの悩みも多く聞こえてきます。

そこでおすすめなのが、腸内の善玉菌を増やす働きのあるオリゴ糖を含むタマネギを使った簡単レシピ。腸内環境を整えて、リモートワーク太りリセットにお役立てください。

腸活レシピ
▼おすすめレシピ「新タマネギの丸ごとレンジ蒸し」

レンチンでOKの新タマネギの丸ごと蒸し/健康で元気になれるおすすめレシピVol.96

ヘルシーで栄養満点なバナナは腸活にもぴったり。HM(ホットケーキミックス)とバナナを使った簡単バナナマフィンをご紹介します。バナナ特有の自然の甘みがあるので砂糖は少なめでも美味しくいただけます。

バナナマフィン
▼おすすめレシピ「バナナマフィン」

準備5分でOK! 腸活にも役立つバナナマフィン/健康で元気になれるおすすめレシピVol.93

食欲不振になる人が多い梅雨時期におすすめ。食欲がなくても無理なく食べられる夏野菜の味噌炒めをご紹介します。発酵食品である味噌と旬の野菜を使っているので美腸作りにも役立ちますよ。

夏野菜の味噌炒め

▼おすすめレシピ「夏野菜の味噌炒め」

梅雨の食欲減退と腸活にも!フライパン1つで完成の夏野菜の味噌炒め/健康で元気になれるおすすめレシピVol.52

 

最後に

「腸活」とはよく聞くものの、難しそう、面倒くさそう…などネガティブなイメージを持っていた方も多いかもしれません。でも、どうでしょうか? 意外と日常生活の中で簡単に取り組めそう!と感じられた方も多いのではないでしょうか。

健康のバロメーターとも言える腸。ストレス社会とされる現代において、元気でいるための秘訣は「腸」にあると言えそうですね。

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