キャンプブームと言われ始めてもう10年ほど。最近では、さらに子連れキャンプやグランピングなどにも注目が集まり、雑誌やテレビで取り上げられることも増えてきました。
自然に触れ合うキャンプは、子どもの成長に必要な要素がたくさん。自然のなかで親子とも成長する新しいライフスタイルとしても注目されています。
4回に渡って親子キャンプの魅力をお話しくださるのは、子どもが生まれたのをきっかけに、未経験からキャンプデビューされたナイトウ サトミさん。今では年間スケジュールはまずキャンプを組み込むほど夢中だそうです。
今回は最終回。これからの季節にぴったりの、景観、アクティビティを家族で楽しめるキャンプ場3選をご紹介していただきます。
目次
景観も楽しめる!今から始める秋キャンプ
今から始める秋キャンプ。家族で楽しめ、さらに紅葉が美しいなど景観が素晴らしく、温泉施設が近い(または入浴施設がある)といったおすすめ関東近郊のキャンプ場3ヶ所をご紹介します。
初心者から上級者までおすすめ。「道志の森キャンプ場(山梨県)」
山々が連なる道志村はキャンプ場の聖地。
その道志川、三ヶ瀬川沿い支流に2キロに渡って広がる「道志の森キャンプ場」は、なんと全面フリーサイト。キャンプを始めたら一度は行ってみたい場所です。
川沿い、林の中、平坦な場所など思い思いの場所にテントを張ることができます。
大勢で楽しむのも良し、一人静かにしたいキャンプしたい方にももってこい!と、自分好みの幅広いロケーションから選べます。
デイキャンプ(日帰りキャンプ)も可能でBBQや川遊びだけでも楽しむことができますよ。
夏は川遊びを楽しめ、秋は一面を紅葉が埋め尽くす、四季を楽しめるキャンプ場です。
ハイキングや登山コースもあるので、紅葉を見ながら歩くのも秋キャンプの楽しみの一つです。
ただ、紅葉のベストシーズンはかなり冷え込み、水回りが凍結する止水制限が始まるので注意が必要。11月より前までの、紅葉が色づき始めた頃くらいまでがおススメです。
近くに道志の湯温泉があるので、ゆっくり体を癒すこともできます。
住所/〒402-0223 山梨県南都留郡道志村10701
電話/080-4444-2440
詳しくはこちら↓
http://doshinomori.jp/05topic.html
湖から紅葉をみる、「キャンプヴィレッジ ・ノーム(山梨県)」
富士山の度重なる噴火でできた富士五湖。そのひとつの湖、西湖の北岸に面するのが「キャンプヴィレッジノーム」です。
周辺は森林に覆われ、ひと区画も広く快適!湖畔から緩やかな傾斜で、眺めのいい森林へ続く3つのサイトが選べます。
なんとテントからガスバーナーまでレンタル可能! 初心者にもオススメのキャンプ場となっています。
ノームのポイントが高いのはなんといってもカヤック。3時間から借りることができ、子どもも乗ることができるので親子で楽しめます。
早朝のカヤックツアーは富士山をバックに、鏡の上に浮いているような絶景が広がります。
登山道といった自然散策ルートを歩く、トレイルツアーも行われていますよ。
歩ける距離に天然温泉いずみの湯があり、寒さが気になるこの時期の身体を温めてくれます。
トイレがどの区画からも近いのも嬉しいところ。
紅葉を湖から眺める、ノームならではの秋キャンプです!
住所/〒401-0332 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖1030
電話/(お問い合わせはHPから)
詳しくはこちら↓
https://www.hamayouresort.com/gnome/camp.html
初めて親子キャンプでも安心で楽しめる。「富士山YMCA グローバル・エコ・ヴィレッジ(静岡県)」
静岡県にある「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」は、富士山を臨む朝霧高原にある東京ドーム9個分の広大な敷地を持ちます。
富士山YMCAのキャンプ場がすごいポイントは、なんと1泊1,870円という価格!空きがあれば、当日でも予約可能なんですよ!
120名入れるメインホール、宿泊棟もあり青少年のためのアートワークショップや環境教育、体験学習の場としても利用されます。
富士山の自然を満喫できるハイキングや、子ども向けにはクッキングや工作などの体験型プログラムが充実しているのも特徴。初めてキャンプでも飽きさせません。
またテントを張るのが苦手だったり、秋の天候に不安があったりする場合は、宿泊棟やタープがお部屋前に設置できるキャビンもオススメです。
敷地内には富士山が見える入浴施設があり、宿泊代で利用可能なのも嬉しいポイント。
寒さが気になる秋キャンプにも安心です。
住所/〒418-0105
静岡県富士宮市原1423 MAP
電話/Tel 0544-54-1151
Fax 0544-54-1158
詳しくは↓
https://www.yokohamaymca.org/facility/fujisan-global/
最後に忘れてはいけないこと。
秋キャンプの敵はなんといっても寒さです。防寒対策をしっかり準備して、キャンプベストシーズンを楽しみましょう!