香川県にお住まいで会社経営に携わられている徳倉康之さん。徳倉さんが、毎日イキイキと暮らしている秘訣は何でしょうか。今夢中になっていること、おすすめのストレス解消法、健康のために意識していることなどを伺いました。
徳倉 康之(とくくら やすゆき)さん
会社経営((株)ファミーリエ・合同会社OSアカデミア)
妻・長男(12歳)・次男(9歳)・長女(7歳)
(株)ファミーリエ HP
目次
子どもの誕生をきっかけに考え直した仕事のスタイル、家族のあり方
私は、(株)ファミーリエという「家族が主体となる働き方」を推進するためにワークライフバランスや生産性向上といったセミナーやコンサルティングを手掛ける会社、それから合同会社OSアカデミアという小学生から高校生に向けて論理的思考力をつける国語の学習塾を経営しています。
その他にも、地域ローカル局での情報番組コメンテーターや、香川大学大学院で起業やマネジメントに関する講義を行ったりしています。
仕事以外では、NPO法人ファザーリング・ジャパンの理事として父親が子育てを積極的に参加できる環境を作るための社会活動も行い、その一環で内閣府子ども子育て委員や男女共同参画専門調査会メンバーなど国の仕事も行っています。
我が家はもともと共働き夫婦なのですが、長男が生まれた時に妻のキャリアも自分のキャリアと同じように大切だなと感じました。もう10年以上前になりますが、当時会社員だった私は会社で初の事例となる、男性の育児休業を取得し、その期間に、子どもを育てること、夫婦で働き続けること、そして子育てを通じて見えた社会のいびつな構造などを痛感したことで、今の仕事のスタイルや家族との関りに至りました。
家族はチーム
家族を主体に考えるので、自分の仕事や趣味だけを追求するのではなく、家族をチームとして考え、最大の面白さや効果を個人ではなく家族で分かり合えるように考えています。 難しい面ももちろんありましたが、子育て期間は有限なので特に親と関わってくれる時間は短いと理解して積極的に子どもや家族と過ごすようにしています。
そんな私が今夢中になっているのは、子ども達が熱中しているテニスの試合観戦に行くことです。特に長男はテニスを通じて自分の世界が広がっている様で、全国大会にまで出場するようになり、試合のサポートやスケジュールを立てながら親子で会話することを楽しんでいます。もちろん自分自身もテニスを楽しんでいます。
テニスだけでなく、家族を中心に生活スタイルを変化させているので子どもと関われる時にはしっかりと家族の時間に多くの割合を充てていますよ。
笑い飛ばすことで、ストレスフリーの日々
私のリラックス方法は、スポーツをして、汗を流してしっかり入浴することです。それから、家族や親しい友人とたくさんおしゃべりするのも大好きな時間です。
私はもともと仕事が大好きな人間で、独身時代は長時間労働も何てことなかったのですが、社会人になって働きすぎやストレス過多で大きな病気を2回していて、今はどうやったら健康に過ごせるか考えています。私なりの健康法は「睡眠」です。子どもと生活リズムをできるだけ一緒にして、子ども達の就寝時間と自分の就寝時間を合わせるようにすることで非常にコンディション良く過ごしています。
親世代と自分世代と子ども世代が関わり合いながら生活できる環境を
これからは、家族のライフステージに合わせて、自分の時間が増えてきたら釣りや新しいスポーツなどにもチャレンジしたいですね。そして、ついつい当たり前に思ってしまっている健康をしっかりと維持しながら、親世代と自分世代と子ども世代が関わり合いながら生活できる環境を作っていきたいと思っています。