遊びや体験は、子どもの心を育みます。大人も、子どもと一緒に遊びながら子どもの成長をたくさん観察することができます。
このコラムでは、親子で楽しめる工作レシピをご紹介
作るだけではなく、飾ったり、贈ったりする楽しみもあるお洒落な工作を、「子どもの心を育む遊びのヒント」を主宰する黄野いづみさんに教えていただきます。
第1回目は、父の日にもおすすめの、キュートなカードの作り方を、第2回目は、「ペーパークイリング」という紙のアートを教えていただきました。第3回目の今回は、手作りバスボムをご紹介します。
目次
身近にある材料でバスボムを作ろう
暑い夏はお風呂に入るのも面倒になってしまうかも!?
そんなときは、手作りのバスボムを用意して、お子様をお風呂に促してみましょう。バスボムとは、お風呂に入れるとシュワシュワ~と発泡する入浴剤のこと。シュワシュワの様子を観察するのが大好きというお子様は少なくないのでは?
そこで今回は、作って楽しい、使って楽しい、カラフルなバスボムの作り方をご紹介。ドラッグストアや100円ショップで手に入る材料で作ります。
好きな香りのアロマオイルを加えるのもおすすめですよ。
用意するもの
・重曹
・クエン酸
・片栗粉
・好きな色の食用色素
・ガチャガチャの空ケースやシリコンの型など
・霧吹き
・好きな香りのアロマオイル(お好みで)
バスボムの作り方
1. 重曹2:クエン酸1:片栗粉1の割合でボールに入れてよく混ぜ合わせます。シェイカーがあれば粉をシェイカーに入れて振るとしっかり混ざります。
2. 好きな色の食用色素を少量混ぜます。アロマオイルを加える場合は、2~3滴たらします。
3. 霧吹きで水を少しずつ加えます。一度にたくさん入れると発泡するのでご注意を。
4. 混ぜ合わせ、手で持って少しまとまるくらいの硬さにします。
5. 4をガチャガチャのケースやシリコンの型などに入れます。ガチャガチャのケースは出来上がってから取り出しにくい場合があるので、内側にサランラップを敷くのがおすすめです。また、型がない場合は、サランラップに包んで丸めるだけでもOK!
6. 好きなミニフィギュアやスーパーボールなどを入れるとさらに楽しめます。
7. 型に軽くギュッと押し込みます。
8. そのまま半日から1日、置きます。
9. 固まったら型から取り出して出来上がり。
※硬くなりすぎると型から取り出しにくくなる場合があります。
何色か混ぜ合わせたり、マーブル模様にしたりすると見た目もさらに可愛らしくなります。
お湯に入れて溶ける様子を見るだけで、子どもはワクワクするはず。簡単に手に入る材料で作れて、楽しめて、実用的な、手作りバスボムは親子遊びにおすすめです。
上手く作るポイントは、粉をしっかり混ぜ合わせることと水の量を調整すること。何度か挑戦してコツをつかんでみてくださいね。
なお、材料を、重曹、クエン酸、コーンスターチ、粉砂糖にすると、ラムネが完成! 今話題の“サイエンススイーツ”になります。こちらも親子アクティビティにおすすめです。気になる方は、「サイエンススイーツ」で検索を。
黄野 いづみ
「子どもの心を育む遊びのヒント」主宰/ピープルビヨンド株式会社取締役
16歳で単身アメリカへ留学。大学卒業後はシアトルのテレビ局や日系メディア会社にてインターンとなる。帰国後、出版社で企画編集ライターとして活動。10年間の出版社勤務を経て独立し、キアノ・インターナショナル株式会社(現ピープルビヨンド株式会社)を設立。「子どもの輝く未来のために、子どもの心を育み親子でHAPPYに!」をコンセプトに、心を育む遊びの提案や、グローバル時代を生きる子どものために、豊かな感性や表現力、発信力、人間力を育むプロジェクトに取り組んでいる。主宰する非公開Facebookグループ「子どもの心を育む遊びのヒント」には、現在11,000名以上のメンバーが参加中。
■ピープルビヨンド株式会社 https://www.peoplebeyond.jp/
■Facebookグループ「子どもの心を育む遊びのヒント」https://www.facebook.com/groups/kokohug/
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