例年なら、各地が賑わう年末年始も、コロナ禍の影響で生活スタイルの変容が求められている今日この頃です。
少しでも充実した楽しい「ステイホーム」にするためには、どんなことを取り入れてみると良いでしょうか。コロナ禍でもポジティブな気持ちになれる、心も身体も健康的に過ごせる、そんな方法をご紹介していきます。
目次
おうち時間を使って「温活」を始めよう!
『温活』というのは、冷えによって低下してしまう基礎体温を自分の適正な体温まで上げる活動のこと。
冬になると気温の低下で身体が冷えてしまうことで、疲労感や肩こり、生理不順やむくみなど、体調不良につながる症状が出てくる方も多いのではないでしょうか。また、最近では冬だけではなく、夏は冷房などによる体温の低下が原因の体調不良で悩んでいる方も多いと聞きます。
新型コロナの影響で、運動する機会が減ってしまっていませんか?
運動量が減ると、身体を温めるために必要不可欠な筋肉量も減ってしまいます。この悪循環、冷え性の悩みがある方にはますますツライですね。
運動不足や冷たい飲み物の多量摂取など、身体が冷えてしまう原因は様々ですが、睡眠不足やストレスなどで腸のはたらきが悪くなることも原因のひとつと考えられています。腸のはたらきを良くすることも『温活』に繋がってくるのです。
▼詳しくは、この記事をご覧ください。
腸内細菌へのダメージを減らそう

先の「腸活」において最も大切なのは、日常生活の中での意識。家で過ごす時間が長いと、ついつい好きなものばかり食べてしまったり、外食できない鬱憤(うっぷん)にかまけてお酒を飲みすぎてしまったり……ということがありませんか?
「バランスが良い食事を摂らなければ……」「お酒の飲み方を考えた方が良いかな……」などと思っていても、習慣化されていることを変えるのはなかなか難しいですよね。
腸のはたらきに影響を及ぼす可能性が高いものとして代表的なものは、
- タバコ
- お酒
- 砂糖
- 抗生物質
- 食品添加物(特に危険性が高いもの)などの化学物質や食品
特にタバコや抗生物質、危険性の高い食品添加物には腸内細菌のはたらきを悪くします。まずは普段の生活の中で、身体に様々な悪影響を及ぼす可能性のあることは何かを意識してみましょう。
▼詳しくは、この記事をご覧ください。
簡単スープで胃の調子を整えよう
イレギュラーな生活が続くと、様々なバランスが崩れがち。胃腸の調子も、同様です。なんだか胃腸の調子が悪いな、と思う時は、消化の良いものを摂取するように心がけましょう。気をつけなければいけないのは、野菜。全てが万能というわけではないのです。消化に時間がかかる繊維質の多い野菜はデメリットに働くこともあるので、気をつけましょう。ズバリ、胃が弱っている時は、食物繊維や脂肪が少ない食品がベストです。
例えば、白菜やほうれん草は野菜の中でも比較的繊維質が少ない特徴があります。胃の調子がよくないな、と感じる時にオススメの白菜を使った簡単スープのレシピを、ご紹介します。
白菜と春雨の中華風スープ
<材料>
白菜 200g
春雨 20-30g※春雨の量が増えたら白菜の量を減らしてください。
長ネギ 2分の1本
黒コショウ・青ネギ 適宜
むきエビ 4-6尾(塩水で全体を洗い流しておく)
ゴマ油 適宜
A
水 300ml
顆粒鶏がらスープの素 小さじ2
醤油・ショウガすりおろし 各小さじ1
作り方
1.白菜は洗って棒状に切る。長ネギも洗って、斜め切りにする。青ネギは小口切りにする。エビは塩水で軽く洗ってあれば背ワタを取り除き、食べやすい大きさに切る。
2.ゴマ油を敷いた鍋に1の白菜と長ネギ、海老入れて軽く炒める。
3.2の鍋にAと春雨を入れて蓋をして5-6分煮込んだら完成。塩、コショウで味を整える。
4.器に盛り付ける。お好みで青ネギ、黒コショウを上からかけていただく。

年末年始のごちそうで胃が大きくなっている感じがするという人にオススメのスープ。
白菜がたくさんはいっているので食べ応えも十分です。
よかったらお試しくださいね。
<参考>
■カロリーSlism>カロリー計算>野菜>白菜
https://calorie.slism.jp/106233/
■東京都病院経営本部>都立病院の紹介>食事療法のすすめ方>胃腸の調子が悪い時の食事
https://www.byouin.metro.tokyo.lg.jp/shoukai/eiyou/kaiyou/
▼詳しくは、この記事をご覧ください。
日常にアロマを取り入れて

アロマテラピーは、天然の植物の香り(精油またはエッセンシャルオイルと言います)を用いて心や体の不調を緩和し、健康維持や美容に役立てる自然療法です。
精油(エッセンシャルオイル)は、花や葉、果皮や果実、樹木・樹脂・根など、植物の特定の部分に存在する天然の芳香成分を抽出した有機化合物で、その天然の化学物質一つ一つには様々な薬理作用があります。1本の精油に含まれているのは100種類以上、精油の種類によっては500種類以上と非常に多くの天然の化学物質を含みます。
医療は短期間で効果を出す治療が目的なのに対し、自然療法は不調を緩和したり病気を予防するのが目的です。
お薬のような局所的な即効性はありませんが、作用は穏やかながらも肉体面だけでなく精神面でも包括的に働きかけてくれるため、心の不調も深刻な問題となっている昨今、心と体のバランスが整った真の健康を目指している方に大変おすすめです。
感染予防対策に使えたり、睡眠の質を向上させてくれたり、加湿効果を高めてくれたり、とまさに今の状況下での生活を「豊か」にしてくれるアイテムです。
▼詳しくは、この記事をご覧ください。
最後に
ここでは、コロナ禍でも健康に過ごすための方法をご紹介しました。
まだまだ完全なる終息が見えないコロナウイルス。ゼロコロナに向け、健康的に過ごすためには、意識的に自分の身体に向き合う必要がありますね。できることを少しずつ取り入れながら、ハッピーに、健康に、過ごしていきましょう。